2009/07/09

うつくしやサマー文学

tです。

”涼しげなもの”に積極的に触れていくことは、この暑さを乗り切るパワーにけっこうなるんじゃないかと思うこのごろです。

すずしげな色の服を着るとか、道に水をまくとか、京都の方は特にそういったあつらえが上手だと思います。
そういったことの積み重ねで、クーラーの温度はかるく2、3度下るやもしれませんね。


文学もまた然り。

体と心の内っかわから涼感を与えてくれるものを選ばれることをお勧めいたします。


今週入荷のtのおすすめはこれ


どん
『人魚の嘆き 魔術師』谷崎潤一郎 中公文庫


南京の貴公子と美しき人魚の物語です。

この本の特筆すべきは文中に挿入される挿絵です。画家であり、文筆家の水島爾保布(みずしま におう)によるもので、なんともいえん、うっとり妖艶です。
文庫本の小説でこの本ほど各所に挿絵がちりばえられているものは稀だと思います!
厚さ5mm弱、薄くて読みやすいのもすっきりとさわやかな一冊。



是非

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