ウィリアム・ケントリッジ レクチャー/パフォーマンス
「I am not me, the horse is not mine」
2009年9月4日(金)
19:00~20:00(18:30開場)
場所:京都会館第二ホール
入場無料、定員およそ700席
英語(和訳テキスト配布)
主催/お問い合わせ=京都国立近代美術館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
電話:075-761-4111
http://www.momak.go.jp
[展覧会]2009年9月4日(金)~10月18日(日)京都国立近代美術館
9月4日(金)から京都国立近代美術館にて開催されます『ウィリアム・ケントリッジ―歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……』の関連イベントのご案内です。
●レクチャー/パフォーマンス“I am not me, the horse is not mine”
自作のテキストの朗読と、ケントリッジが登場する映像と本人が共演するパフォーマンスをミックスしたステージ。
ニコライ・ゴーゴリーの短編戯曲『鼻』(1836)とこれを原作とするドミートリイ・ショスタコーヴィッチ作曲の同名のオペラ(1930)が題材となっている。ケントリッジの最新作《俺は俺ではない、あの馬も俺のではない》(2008)の制作過程から生まれた作品で、一種の不条理劇の中に「アトリエの美術家」、「分裂した自己」という他の作品に通底するテーマと同時に、弾圧され歴史から消し去られたロシア・フォーマリズムのユートピア運動への限りない共感と哀惜が込められている。様々なテキストが引用されているが、特に1937年2月26日の党中央委員会におけるブハーリンの弁明からの引用は、体制の暴力に押しつぶされる知識人の悲劇を象徴し聴衆を深い感動に誘うものがある。この作品の原型は2008年6月のシドニー・ビエンナーレで上演され、2009年3月のサンフランシスコ近代美術館での上演でほぼ完成形に至っている。
皆様、お誘い合わせの上、是非、足をお運び下さい!
MEDIA SHOP
ラベル: event
0 件のコメント:
コメントを投稿
<< ホーム