2009/06/14

ビューティフル・ルーザーズ”美しき おちこぼれたち”

私が河童なら、とうに皿が干からびて、立ち上がれなくなっているでしょう。
日差しがキツい午後の京都三条からお送りします。

2008年公開のストリート・カルチャーに於ける最重要ドキュメンタリー
「ビューティフル・ルーザーズ」の待望の入荷です。





1990年代、アメリカ。スケートボード、サーフィン、パンク、ヒップホップ、グラフィティの真っ只中で“遊んでいた”若者たち。通りでスケートボードを乗り回し、壁に落書きをし、警察沙汰を引き起こし、当時の社会からはみ出していた。退屈をもてあました彼らは互いに刺激を求めて集まり、NYで小さなギャラリー“ALLEGED(アレッジド)”を始めた。
そこでは型にはまらないライフスタイルを反映したアートが自然発生的に生み出されていった。世の中からと烙印を押された彼らこそが、マーク・ゴンザレス、マイク・ミルズ、バリー・マッギー、ハーモニー・コリン、シェパード・フェイリーたちである。ほとんどのメンバーが正式に美術を学んだことはなく、流行とは正反対のスタイルで、自分たちだけのスタンダードを作りあげていった。そしてこの集団は、90年代で最も刺激的なカルチャー・ムーブメントを巻き起こし、アレッジド・ギャラリーはその聖地となっていく。


去年このドキュメンタリーの公開時に、店員tは京都みなみ会館まで見に行きました。

上映が終了したあと、映画館の人が、シンナーを持って「椅子にタグ書かれてる。。。」(タグは落書きのこと)言って、迷惑そうに消していたのが印象的でした。
ほんでまたそれを聞いた、上映後にロビーにたむろしていたお客さんのお兄さんたちが「書いたんお前やろ?」「ちゃうわ!おまえちゃうんけ!」と、勘ぐり合いしていたのも良かったです。

みなみ会館にも”Beautiful losers”がいたわけです。


世界中の”おとなこども”へ。

素晴らしいプレゼントとなるDVDデス。

本編以外に特典映像として
・"MAKE SOMETHING!!" NIKE ワークショップin USA (28分)
・日本オリジナル特典:スペシャル・インタビュー in Tokyo (アーロン・ローズ、ジョー・ジャクソン、スティーヴン・パワーズ)(9分)
・予告編

封入特典として
折りたたみポスター(裏面:アーティスト解説記載)

つき。


音楽もかっこいいんで注目。音楽監督はランダル・ポスター。

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