本日は
CDをたくさん入荷しましたので、紹介します。
●s3d『s3d Live at Galatos』(CD+DVD)価格:3,465円(税込み)
07年にニュージーランドで行われた自作楽器とオブジェ演奏のフェスティバル。自国のパーカッション・ユニットFrom Scratchのリーダーでs3dプロジェクトの発起人Phil Dadsonの演奏を始めとした自国の演奏家、自作楽器研究家Bart Hopkin、そして日本からは鈴木昭男まで全14アーティストが参加した濃い内容。音は静かなアコースティックから電子変調されたノイジーな音までどれも奇妙だが、DVDはさらに刺激的で、怪しいオブジェ風自作楽器の数々が非常に興味深い。(販売元より)
●Larry Polansky『The Theory of Impossible Melody』(CD)価格:2,205円(税込み)
米西海岸の重要作曲家ポランスキーは、しばしば古典的なカノン形式を用いるが、代表作”Four Voice Canon”はモロにアヴァンギャルド。2作目ではコンピュータが無機質なカノンを自動的にタレ流し、4曲目では形式も感じられない程ゆっくり&まったりした浮遊音楽。他にヴォイスとライブエレクトロニクスによる1曲もいい。(販売元より)
●Judy Dunaway『Balloon Music』(CD)価格:1,890円(税込み)
これが出た当時はそのアヴァンぶりに驚嘆した、あの風船いじりオバサン。風船の表面を擦って悶えるようなノイズを放出する。まさにその通りの音だが、なんと3曲目では刀根康尚が例のキズつけたCDで参加しており、風船ノイズとミックスされハードコアで鋭利な音。廃盤。(販売元より)
●Christina Kubisch『The Magnetic City』(CD)価格:2,940円(税込み)
サウンドアートの巨匠クービッシュの最新作。都市の隠れた音(ATMの通信音、駅を発着する列車の低音ビートなど)を拾う特殊ヘッドホンを着け、24人の参加者が街を歩き回る。実際に見えるものや聴こえる音と、それらとは違う電子音が収録されており、イベント本来の体験はできないが、電子音としても十分に楽しめるアブストラクトな好内容。(販売元より)
●Dick Higgins『The Thousand Symphonies』(CD)価格:2,730円(税込み)
フルクサスの急先鋒ヒギンズの作品は、もともとコンセプチュアルであるため録音されたものがほとんど例がない。この1000の交響曲も「危険な音楽」シリーズの一つで、マシンガンで撃たれ、穴だらけになった楽譜を解読するもの。音がないんじゃないかと思ったら、意外にもちゃんと音楽になってる。しかもシアター作品の要素もあって、フリーミュージックとして聴けるほど。Philip Cornerが指揮をした03年のコンサートの記録で、コナーのような人物がやってこそオーラが発散される。Malcom Goldsteinがバイオリンで参加。恐らく二度とない録音物。(販売元より)
●Luc Ferrari『Les Arythmiques』(CD)価格:2,100円(税込み)
David Grubbsによるアヴァン・レーベルで、フェラーリの60年代の作品をいち早く復刻して以降、これが4作目で今回は最晩年のもの。単一の電子音の断続というテーマの上に、フィールド音によるコンクレートを加えた作品。映画のような語りもあるが、カットアップされるなど音として使われ、意味を求めていないところがこのレーベルの視点といえる。(販売元より)
●Luc Ferrari『Chantal』(CD)価格:2,730円(税込み)
カナダ仏語圏のレーベルだからか、時折ギターを使った控え目なコンクレート音が奏でられるほかはほとんどテキストという、77年にしては意外と言える仏電子音楽の王道といった雰囲気。実験音楽のカリスマとしてのフェラーリというよりは、晩年のポートレイトのような自然体の作品。ブックレットはすべて仏語。(販売元より)
●Gloria Coates『String Quartet No.2,3,4,7&8』(CD)価格:1,575円(税込み)
この女性作家コーツは知名度は極めて低いが、曲はどれも憂鬱な響きの奇怪な内容。うつろなグリサンドに覆われているうえに、特に1曲目「天使たち」ではオルガンが参加しているため、どろどろとした雰囲気が充満している。他の曲では超ロングのグリサンドや激しいピチカートが使われ、これらも違った趣の佳作。ジャケのドローイングも本人によるもので、アンフォルメル調の作風が曲にも重なる。(販売元より)
●大野松雄『鉄腕アトム・音の世界』(CD)価格:2,500円(税込み)
過去何度も再発されてきた有名な作品だが、今回は最近発見されたオリジナルテープから、現場の雰囲気を再現するためにあえて無修正で制作された。そのため最初のLP以降の盤にはないトラックが多数収録されている。ライナーノートは当時のものに加え、大野による書き下ろしと雑誌類の記事も再録して興味深い。ジャケもモノクロのオリジナルを再現。(販売元より)
●Kevin Drumm『Imperial Horizon』(CD)価格:1,995円(税込み)
かつてはジムオルークに影響を与えた実験主義者、今は人気者もケヴィン。新作はノイズ系レーベルゆえにフィードバック・ドローン。アンビエント調ともいえる心地よい揺らぎをたたえつつ、音そのものは適度に曇りがかってツボを押さえている。(販売元より)
●『Music for Tinguely Toshi Ichiyanagi CD version of 'gq No.9'』(CD)価格:2,100円(税込み)
情報発信企業として鳴らした西武の黄金時代、セゾン美術館の初代副館長だった人が、70年代にgqという美術雑誌を発行していた。諸事情で7号で休刊となっていたが、08年復刊し、昨年出たその最新号は、美術館との縁があった、動くジャンク彫刻で有名なティンゲリーを特集!これに際して付属CDの制作でOMEGAPOINTが協力した。本の中でティンゲリーの南画廊での個展について触れているため、既発の一柳作品集CDから、雑誌の趣旨に合わせてその中の”Muaic for Tinguely”を抜粋した。さらに”Music for Tinguely”制作のための素材音源を初出として加えた。本作はこの企画に関連して作ったCD単体版(内容は本に付属のCDと同じ)限定300。(販売元より)
ずらーっと書き連ねてしまいましたが、どれも興味深い作品ばかりです。
個人的には風船ノイズミュージックが気になるとことですが。。。
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●s3d『s3d Live at Galatos』(CD+DVD)価格:3,465円(税込み)
07年にニュージーランドで行われた自作楽器とオブジェ演奏のフェスティバル。自国のパーカッション・ユニットFrom Scratchのリーダーでs3dプロジェクトの発起人Phil Dadsonの演奏を始めとした自国の演奏家、自作楽器研究家Bart Hopkin、そして日本からは鈴木昭男まで全14アーティストが参加した濃い内容。音は静かなアコースティックから電子変調されたノイジーな音までどれも奇妙だが、DVDはさらに刺激的で、怪しいオブジェ風自作楽器の数々が非常に興味深い。(販売元より)
●Larry Polansky『The Theory of Impossible Melody』(CD)価格:2,205円(税込み)
米西海岸の重要作曲家ポランスキーは、しばしば古典的なカノン形式を用いるが、代表作”Four Voice Canon”はモロにアヴァンギャルド。2作目ではコンピュータが無機質なカノンを自動的にタレ流し、4曲目では形式も感じられない程ゆっくり&まったりした浮遊音楽。他にヴォイスとライブエレクトロニクスによる1曲もいい。(販売元より)
●Judy Dunaway『Balloon Music』(CD)価格:1,890円(税込み)
これが出た当時はそのアヴァンぶりに驚嘆した、あの風船いじりオバサン。風船の表面を擦って悶えるようなノイズを放出する。まさにその通りの音だが、なんと3曲目では刀根康尚が例のキズつけたCDで参加しており、風船ノイズとミックスされハードコアで鋭利な音。廃盤。(販売元より)
●Christina Kubisch『The Magnetic City』(CD)価格:2,940円(税込み)
サウンドアートの巨匠クービッシュの最新作。都市の隠れた音(ATMの通信音、駅を発着する列車の低音ビートなど)を拾う特殊ヘッドホンを着け、24人の参加者が街を歩き回る。実際に見えるものや聴こえる音と、それらとは違う電子音が収録されており、イベント本来の体験はできないが、電子音としても十分に楽しめるアブストラクトな好内容。(販売元より)
●Dick Higgins『The Thousand Symphonies』(CD)価格:2,730円(税込み)
フルクサスの急先鋒ヒギンズの作品は、もともとコンセプチュアルであるため録音されたものがほとんど例がない。この1000の交響曲も「危険な音楽」シリーズの一つで、マシンガンで撃たれ、穴だらけになった楽譜を解読するもの。音がないんじゃないかと思ったら、意外にもちゃんと音楽になってる。しかもシアター作品の要素もあって、フリーミュージックとして聴けるほど。Philip Cornerが指揮をした03年のコンサートの記録で、コナーのような人物がやってこそオーラが発散される。Malcom Goldsteinがバイオリンで参加。恐らく二度とない録音物。(販売元より)
●Luc Ferrari『Les Arythmiques』(CD)価格:2,100円(税込み)
David Grubbsによるアヴァン・レーベルで、フェラーリの60年代の作品をいち早く復刻して以降、これが4作目で今回は最晩年のもの。単一の電子音の断続というテーマの上に、フィールド音によるコンクレートを加えた作品。映画のような語りもあるが、カットアップされるなど音として使われ、意味を求めていないところがこのレーベルの視点といえる。(販売元より)
●Luc Ferrari『Chantal』(CD)価格:2,730円(税込み)
カナダ仏語圏のレーベルだからか、時折ギターを使った控え目なコンクレート音が奏でられるほかはほとんどテキストという、77年にしては意外と言える仏電子音楽の王道といった雰囲気。実験音楽のカリスマとしてのフェラーリというよりは、晩年のポートレイトのような自然体の作品。ブックレットはすべて仏語。(販売元より)
●Gloria Coates『String Quartet No.2,3,4,7&8』(CD)価格:1,575円(税込み)
この女性作家コーツは知名度は極めて低いが、曲はどれも憂鬱な響きの奇怪な内容。うつろなグリサンドに覆われているうえに、特に1曲目「天使たち」ではオルガンが参加しているため、どろどろとした雰囲気が充満している。他の曲では超ロングのグリサンドや激しいピチカートが使われ、これらも違った趣の佳作。ジャケのドローイングも本人によるもので、アンフォルメル調の作風が曲にも重なる。(販売元より)
●大野松雄『鉄腕アトム・音の世界』(CD)価格:2,500円(税込み)
過去何度も再発されてきた有名な作品だが、今回は最近発見されたオリジナルテープから、現場の雰囲気を再現するためにあえて無修正で制作された。そのため最初のLP以降の盤にはないトラックが多数収録されている。ライナーノートは当時のものに加え、大野による書き下ろしと雑誌類の記事も再録して興味深い。ジャケもモノクロのオリジナルを再現。(販売元より)
●Kevin Drumm『Imperial Horizon』(CD)価格:1,995円(税込み)
かつてはジムオルークに影響を与えた実験主義者、今は人気者もケヴィン。新作はノイズ系レーベルゆえにフィードバック・ドローン。アンビエント調ともいえる心地よい揺らぎをたたえつつ、音そのものは適度に曇りがかってツボを押さえている。(販売元より)
●『Music for Tinguely Toshi Ichiyanagi CD version of 'gq No.9'』(CD)価格:2,100円(税込み)
情報発信企業として鳴らした西武の黄金時代、セゾン美術館の初代副館長だった人が、70年代にgqという美術雑誌を発行していた。諸事情で7号で休刊となっていたが、08年復刊し、昨年出たその最新号は、美術館との縁があった、動くジャンク彫刻で有名なティンゲリーを特集!これに際して付属CDの制作でOMEGAPOINTが協力した。本の中でティンゲリーの南画廊での個展について触れているため、既発の一柳作品集CDから、雑誌の趣旨に合わせてその中の”Muaic for Tinguely”を抜粋した。さらに”Music for Tinguely”制作のための素材音源を初出として加えた。本作はこの企画に関連して作ったCD単体版(内容は本に付属のCDと同じ)限定300。(販売元より)
ずらーっと書き連ねてしまいましたが、どれも興味深い作品ばかりです。
個人的には風船ノイズミュージックが気になるとことですが。。。
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ラベル: sound
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