2009/03/12

CD入荷

春うらら

入荷情報でっす

CDが入荷しました。国内で入手困難レーベルのものもあるので、お好きな方はお店でお早めのチェックを。

以下ラインナップっす


Various Artists
"Janos Negyesy - Solo Violin Recital" [CD]
¥2000



ハンガリー生まれのバイオリンニストのヤノーシュ・ネギシーは、ズーコフスキーの指を破壊したケージの超難曲”Freeman Etudes"を全曲録音したことで知られ、一部に熱烈な支持者を持つ演奏家。その近作は選曲がマニアックで、これは女性作家のみを集めたもの。ほとんどが無名な中でサーリアホはテープとエフェクトを使った実験的内容。

"Dedications - Works for Two Violins" [CD]
Aucourant Records AUREC 0010-1 ¥2000



ネギシーのもう一つは北欧の女性バイオリニストPaivikki Nykterとの共演による作品集。これもHans Otteとレーベルオー ナーのRobert Scott Thompson以外は無名だが、Igor Korneitchouk作品は散文的で特殊奏法も使う佳作。


Joji Yuasa (湯浅譲二) "On the Keyboard" [CD]
Aucourant Records AUREC 0501 \¥2000



初期作品を中心としたピアノ作品集。転機となった"Projection Topologic"を軸に、 それ以前の50年代初頭のものと、70年代の代表作"On The Keyboard"、そして近作というツボを抑えた布陣。


Gruppo di Improvvisazione "Nuova Consonanza"
¥2400


1975年にイタリアのCinevoxよりリリースされていたLPの再発CD。地味な録音も多い中で、本作は終始緊迫した空気が漂 い、鬼気迫るキリキリした演奏が展開する素晴らしい内容!当時の写真数点が掲載されているブックレットも良い。


Carrier Band
"Voice Coil" [CD]
Deep Listening / DL39-2008
\2000



Pauline Oliveros主宰のレーベルの新作と旧譜。前者はOliveros, P.Bode, Andrew Deutsch, S.Vitielloによる電子音ユニットの久々 の新作。40分におよぶ1曲目もいいが、実は2曲目は大阪万博でのオリヴェロスのテープ作品を素材として使ったもの。全体に声を変調した電子音が中心なのでこの題名。


Mamoru Fujieda (藤枝守)
"earless/voiceless" [CDR]



\ ¥2600
2005年に東京のギャラリー千空間で行われた、作曲家藤枝守と作間敏宏のコラボレーションによる展覧会「earless/voiceless」の音素材と、映像が収録されている。簡素な器楽曲が多い作家だが、これは異色。6人の女性から発せられるかすかな声が闇のなかでしずかにうごめく。映像も亡霊のように現れては 消えるおぼろげな顔が不気味。


Will Montgomery (Heribert Friedl)
"Non-Collaboration" [CD]
Non Visual Objects / NVO 014
¥2800


高品質の音響派作品を提供するレーベルの新譜。そのオーナーの音素材を使った作品で、緻密に構築された電子音響の秀作。どこか初期電子音楽の香りが漂い、一貫して電子音のテクスチュアのみで勝負した高内容。



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