2009/03/13

マーク・ロスコ


これまた美しい本です。

もう、とにかく見てください!!

企画・監修/川村記念美術館

晩年の傑作からみたロスコ芸術の全貌

マーク・ロスコ晩年の傑作(シーグラム壁画)(1958-59)は、ニューヨークの高級レストランのために制作されたが、施主との不和でロスコの手元に残り、その後散逸する。2008-09年、全30点の現存が確認されているシーグラム壁画のうち、9点を所蔵するロンドンのテート・モダンと、7点を所蔵する川村記念美術館の共同企画により、壁画と晩年に焦点を当てた国際巡回展が実現し、制作から半世紀を経て壁画の半数にあたる15点が一堂に会す、歴史的な機会となった。この展覧会を記念して刊行される本書は、ロスコの代表作約100点を収録した日本で初の本格的作品集である。また、生前のロスコを知る美術評論家へのインタヴュー、テート修復部による壁画の化学分析と内外の研究者による評伝と論考、年表・参考文献など、最新情報を反映したロスコ論と資料を収録し、ロスコ芸術の全貌に迫る。


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